『ホワイトニングでなぜ歯が白くなる?』 part2
今回も引き続きホワイトニングの仕組みについてのお話です。
前回の復習ですが、ホワイトニングとは色素分子がバラバラになり
結果内側から光の反射により歯が白くなるとお伝えしました。
ではなぜ色素がバラバラになるのでしょうか?
それは、ホワイトニングの成分が人間の体内にある酵素と反応して起こる現象なのです。
具体的には、ホワイトニングの成分(=過酸化尿素) が体内の酵素(=カタラーゼ) により
水と酸素分子に分解され歯の内側で酸素分子が動き回ることで色素分子をバラバラにし
光の道を作るのです。
こう聞くと
「ホワイトニングの成分は体に悪い影響を与えるんじゃないの?」
と思われる方もいらっしゃると思います。
ホワイトニングの成分の成分は主に過酸化尿素といわれるもので
元々は歯肉の消毒剤として利用されていましたので歯や歯肉にとっても安心です。
簡単に言うとホワイトニングとは歯面の汚れを取るのではなく
≪歯そのもの色を白くするもの≫です!! しかも安全に☆
今回で「ホワイトニングでなぜ歯が白くなる?」シリーズは終わります。
次回は「ホワイトニングでなぜ歯が白くなる?」の余談をします。
森歯科医院 ユミコ