2013年2月24日 森歯科医院 院長 森光伸
e-max オールセラミック・クラウンの1例; Part 4ー前歯ー
e-maxのオールセラミッククラウンは全体が均一な硬さをもち(400Mpaの曲げ強度)、審美性も良好な材料です。
丈夫といわれているメタルボンドクラウンやジルコニアセラミックスクラウンは確かに内層は硬い材料ですが、外装はe-maxより柔らかいセラミックスで構成されています。
単冠(複数連結冠やブリッジでなく1個だけの独立した冠)として装着する場合にはe-maxクラウンはこれらに決してひけをとる材料ではなく、むしろ優位性が高いと感じて、私が好んで使用する材料です。
この症例は両側上顎中切歯と右側下顎側切歯の前歯計3本e-max AC Crown を装着しました。歯肉状態も非常に良好で、拡大画像でみても自然な感じでびっくりさせられます。
<術前>
<術後>
術後;ごく軽度の開口位