歯ぎしりとは、歯をすり合わせたり噛(か)みしめたりする動作のことです。周りに音が聞こえる場合があります。しかし、就寝中に歯ぎしりをしているケースでは本人は気付いていません。そのため、人からの指摘を受けて初めて自分が歯ぎしりをしていることを知ることも多いのです。
2.歯ぎしりの主な原因
歯ぎしりの原因としては、主に以下のようなものがあります。
・歯の噛(か)み合わせが悪い
・歯を食いしばる癖(くせ)がある
・ストレスを抱えている
・過剰な飲酒や喫煙がある
自分自身を振り返ってみて、思い当たるものはあったでしょうか。癖(くせ)やストレスは無意識なので、なかなか気付くことができません。
3.歯ぎしりに伴う症状や影響について
歯ぎしりには、以下のような症状や影響があります。
・歯並びが悪くなる
・歯の表面が削れてしまう
・歯が割れる
・歯周病をひどくする
・顎(がく)関節症を引き起こす
・頭痛を引き起こす
・肩こりがする
・めまいがする
歯ぎしりが引き起こす症状は、たくさんあります。
次回は改善方法や治療についてお話ししますね。