2018年8月井花
みなさん歯周病という病気を耳にしたことはあると思いますが、歯周病は口の中だけではなく全身にも影響及ぼす可能性がある病気なのです。
歯周病菌の刺激によって、脳や心臓の血管が動脈硬化になりやすくなります。そのため、脳卒中や心筋梗塞などを招く危険性が高まります。
歯周病によって生じる炎症は血糖値を高くしてしまうためすでに糖尿病のある人は、さらに歯周病を進行させやすいと考えられています。
妊娠している女性が歯周病にかかると、陣痛を促す物質が増えることで、早産や低体重出産に影響するとも言われています。
ほかにも、歯周病によって歯を失い、噛むことができなくなると、認知症を発症するリスクが高まるといわれています。
やはり歯周病の治療や予防で大切なのは、歯を正しくしっかり磨くことです。将来自分の歯で美味しいものを食べて快適な生活をすることが希望です。ですが、ご自身で磨けてるのかわからなかったり、どこが磨けていてどこが磨けていないのかなどわからないことがある方もおられると思います。その場合は衛生士に気軽にお聞きください!!