アーカイブ: 11月 2013

Hot☆News part4 -酸蝕歯・後編-

H25年11月30日(土)

こんばんは!!

先日大好きなアーティストBIGBANGのライブに行き興奮冷めやらぬユミコです☆

それはさておき!!続きで酸蝕歯についてお話します。今回は”酸蝕歯を予防するには”です。

前回紹介した記事での予防方法を以下抜粋

酸蝕歯予防では、多方面からのアプローチが求められる。具体的には、1.食生活習慣の見直し、

2.酸性飲食物を摂取直後の歯磨きをさける（酸性飲食物の摂取後はエナメル質の表層が軟化している可能性がある）、

3.適切な歯ブラシならびに歯磨き粉の選択（硬い毛質の歯ブラシおよび粗い研磨剤配合歯磨き剤は要注意）、

4.中性飲料の併用（酸性飲食物摂取後は中性飲料で口をすすぐ）、5.デンタルガムの活用などが挙げられる。

2の”摂取直後の歯磨きをさける”については、一般的には30分〜1時間ほど間をあけてからするのが理想的とされています。

3の歯磨き粉はフッ素入りのものがいいです。酸でやわらかくなったエナメル質を再石灰化してくれます。

あと酸性度の高いものを飲む時はストローを使用するといいとも言われていますね！

以上の方法はすぐにでも実行できるものです。もし、酸蝕歯の様な症状が出ている方は普段のお口のケアに取り入れてみて下さい。

もちろん症状が悪化する前に歯科医師に相談して下さいね。

参照；http://www.dentalism.jp/data/book1210/#page=27

　　　http://hagashimiru.jp/酸蝕歯について/酸による摩耗を防ぐには？.aspx

森歯科医院　ユミコ

滋賀県草津市歯医者／歯科森歯科医院

日付： 2013年11月30日カテゴリ：HOT NEWS☆, 受付ユミコのブログ

ストローマン　インプラント義歯勉強会　《１１月》

衛生士　高井　２０１３．１１．１４

今月はストローマンの赤澤さんによるインプラント義歯についての勉強会をしましたので報告いたします。

インプラント義歯の模型を持って来て下さいました。

普通の義歯（入れ歯）は歯茎、骨の上にのせて使用するため、初めはお口にフィットしていても徐々に骨が吸収され、義歯が外れやすくなったり食べかすが入り込んできます。

そのため、お口の状態の変化とともに義歯も新しいものを作り直さなければならない可能性があります。

一方、インプラント義歯は、骨の中にインプラント体を埋め込み、インプラント体に付いたキャップと義歯を取り付け使用するものです。

模型を手に取ってみると！！ピッタリ義歯が維持されているため、普通の義歯と比べ食事がし易いのではないか？噛みやすそう！と感じました。

義歯の着脱方法も簡単だと感じました。

インプラントを埋入する最低条件は、ご自身の残っている骨の量がカギを握っています。

上の義歯にはインプラント体が４本、下の義歯にはインプラント体が２本というように最低のインプラント体の埋入本数が決まっています。

最近、義歯がお口に合わなくなってきたな?、新しい義歯を作りたいな?とお考えの方！ぜひ森歯科医院でご相談ください！

お口にピッタリのインプラント義歯を作製し、おいしい食事や楽しい会話をし義歯の悩みを解消してみましょう！

滋賀県草津市歯医者／歯科森歯科医院

日付： 2013年11月29日カテゴリ：DH高井のブログ, 商品説明会（外部講師による勉強会）

秋の癒し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年１１月２６日　　　　衛生士　船田

今日は紅葉を見に近江八幡の”教林坊”へ行ってきました。

あまり知られていないおすすめ紅葉スポットです。

とってもきれいなもみじに心が癒されました。

暑い夏が終わったと思ったら、もう凍えそうな冬が到来で。。。秋を楽しむことはできないと思っていたわたし。

紅葉はやっぱり日本の秋にはかかせないですね。

滋賀県草津市歯医者／歯科森歯科医院

日付： 2013年11月26日カテゴリ：DH船田のブログ

Monic Club　《11月》

2013.11.16

今月は北原先生による初めてのプレゼン！「歯周病　　臨床現場で日々思うこと」でした。

歯周組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)の変化、歯周病とは・・・

現場において先生が考えておられることなど聞かせていただきました。

歯周病と聞くと、歯茎の病気と思われる方も多いのではないでしょうか。

実際は歯茎だけにとどまらず、歯を支える骨の病気なのです。

その為、骨の吸収を食い止めることが大切です。

治療や定期検診において、パノラマレントゲン写真を撮ることがありますが、

これは目視できない部分（歯根の長さ、形、むし歯や膿の存在、

歯を支えている骨の吸収状態、歯石・・・）などを確認しいろいろな情報を得るためです。

あなたのお口の状態はどうでしょうか。。？

今現在お口の中に問題を抱えておられる方、そうでない方も

ぜひ森歯科医院へお越しください。スタッフ一同お待ちしております(^^)

森歯科医院　　青木

滋賀県草津市歯医者／歯科森歯科医院

日付： 2013年11月21日カテゴリ：DH青木のブログ, Monic Club（院内講演会）

歯?トフル淡海　２０１３

毎年（一社）滋賀県歯科医師会主催で行われているイベントです。

簡単に言うと。

皆にお口の中にもっともっと興味をもってもらおう!!!ってイベントですね☆

今年も森歯科のあるイオンモール草津で開催されていたので親子で行ってきました。

●歯?トフル歯科医院　　ちびっ子歯医者さんに変身

●お口の中のばい菌大発見

●小型カメラでむし歯チェック

●歯とお口の健康相談　　お口の中にも「がん」ができます

●わくわく歯みがき教室

●さわやか体験ブラッシング

●フッ素塗布体験

●人気キャラクターにカラーリング

●バルーンアート

●栄養相談

●健康くさつ２１　　アナタの笑顔を大募集

●今からはじめる健康づくり

●養護教論コーナー

●歯科技工士専門学校紹介

という内容が2階のホールで行われていました。

子供たちは楽しかったようで全てのイベントに参加してお土産の歯ブラシや歯磨き粉を

一杯もらって喜んでいました。

ここで私が気になった事を紹介します。

●お口のなかにも「がん」ができます。で教えていただいた

　　　口腔がんセルフチェックをご紹介いたします。

　　　　?唇・歯肉：歯を軽くかみ合わせ、上と下の唇を軽く指で持ち、唇の内側を観察。

　　　　そのまま前歯の歯肉も見てみましょう！

　　　　＊歯周病や、歯肉に傷がいくと赤くなていることや白くなっていることはあります。

　　　　?頬・歯肉：口を開けて頬を指で引っ張り、上下の奥の方の歯肉と頬の内側を見

　　　　て触って確認しましょう！

　　　　しこりや腫れなど肥大した部分はありませんか？

　　　　?歯肉の内側：歯肉の内側もよく見ていきましょう！

　　　　口腔内の鏡を使うと便利です。

　　　　?口蓋（上顎の内側）：頭を後ろにそらして口蓋を観察し、指で触れながらシコリ、

　　　　腫れ、色の変わった部分がないか確認しましょう！

　　　　?舌：舌を前に出し、舌の表面と左右側面を観察します。ガーゼ等で舌をやさしく

　　　　挟んでそっと引っ張ってみましょう。色や形、治らない傷などがないか注意してみ

　　　　ましょう！

　　　　?舌の裏側：舌の裏側と下の歯肉の粘膜も異常がないか見て触って確認しまし

　　　　ょう！

　　　　?リンパ節：首や顎の下あたりにコブ状のものがないかを触って確認しましょう！

口腔内、歯以外の部位どこにでもがんは発生します。

部位別では舌の発生が最も多く、次いで歯肉に多くみられるそうです。

なかなかお口の中をゆっくし観察することはないと思いますが、一度試してくださ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　森歯科医院　　高田

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滋賀県草津市歯医者／歯科森歯科医院

日付： 2013年11月17日カテゴリ：DA高田のブログ

下顎枝前縁（下顎完全骨性転位水平埋伏智歯の後方）にある歯原性腫瘍（複雑性歯牙腫）を摘出した１例

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2013年11月01日　森歯科医院　院長　森光伸

＜概要＞

　口腔顎顔面に生じる腫瘍には全身に生じる腫瘍とほぼ同じかあるいはそれ以上の種類の良性腫瘍や悪性腫瘍が存在するといわれております。「それ以上の種類」というのは、全身に生じることはなく口腔特有に生じる「歯原性腫瘍」が存在するからです。

　歯原性腫瘍は歯が発生する時期に発生母細胞が腫瘍化したもので、非常にまれに悪性腫瘍も存在するものの、99%以上は良性腫瘍といわれております。最も頻度が高いのはエナメル上皮腫で、次いで角化嚢胞性歯原性腫瘍、歯牙腫など存在します。ただ、なかには良性腫瘍と分類されてはいても、細胞活性が高く局所的に再発を繰り返す腫瘍も存在し、数十年前は悪性腫瘍に準じた治療が行われているものもありました。現在では低侵襲治療が主流となっていると思います。

　今回は転位した下顎完全骨性水平埋伏智歯の後方に隣接し、下顎角から下顎枝に存在した歯原性腫瘍（病理組織診断は複雑性歯牙腫）を摘出したケースを報告します。

　歯牙腫は集合性歯牙腫と複雑性歯牙腫の２種に分類されます。集合性歯牙腫は歯の形態をしたものがたくさん存在するのでX線写真でも簡単に診断できます。複雑性歯牙腫は歯の組織が混在したもので歯の形態は認めず、鑑別診断が必要で、X線写真だけでの診断はやや困難で、病理診断が必要となります。

＜術前X線写真＞

　右側下顎に完全に骨内に埋伏した智歯があり、その遠心（後方）に歯のようにも見えるが、歯よりX線不透過性がやや低く骨レベルの不透過性のある腫瘤様の像を認める。境界がやや不明瞭であるが、一部線状の透過像を認め、被膜らしき像にもみえる。

　下顎完全骨性転位水平埋伏智歯の前方にはう歯で歯冠が崩壊し、歯槽骨吸収した歯を２本認める。