H23年12月15日
みなさんお久しぶりです！！ついに師走に入り今年もあと残すところ半月となりました。
寒さも増し風邪をひかれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう私も鼻からくるノドの痛みで辛いです。
今はひたすらに以前こちらで紹介しましたコンクールFでうがいしウイルス撃退をしています。
ではでは、本題ですが今回のHOT NEWS☆は『歯のリサイクル』です。
“再生医療”という言葉をみなさんはご存知でしょうか？
新聞などでもよくみかけるのではないでしょうか？
事典で調べてみるとこう書かれています
→病気やケガで失われた臓器や組織を再生させる医療。患者本人の未分化細胞の培養によって、
人体の部品をつくる。従来の臓器移植では避けられなかった拒絶反応の心配がない。
再生医療で有名なiPS細胞はよくニュースや新聞でも登場しますね。
以下抜粋
先日、福岡市の九州大学で自分の歯を活用する新しい治療方法を広めるためのシンポジウムが
開かれました。
この中で、歯科医師で広島大学の講師の河田俊嗣さんは、矯正治療などで抜いた歯を捨てずに
冷凍保存し、別の歯を失った時に移植する新しい治療法を紹介した。
河田さんは「この治療法で120本の歯を移植したが、9割が成功している。自分の歯を使うので
拒絶反応が少なく、かみ応えが元の歯に近い」と説明したうえで、「定着せず、もう一度抜かないといけないケースがあるなど課題はあるが、治療の選択肢の一つとして、多くの人に知ってほしい」と訴えました。
その他にも歯の再生医療では、抜いた乳歯や親知らずの歯髄から歯を作る方法。
当院で身近なもので言えばインプラント(人口歯根)を埋め込むための顎の骨を自身の他の部分の骨を移植する方法などもあります。
いつの日か歯のリサイクルにより入れ歯を入れる必要がなくなり、いつまでも自分の歯で
フランスパンをバリバリと食べ続けられる日がくるかもしれませんね。
森歯科医院 ユミコ
参照：http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111211/t10014559161000.html
