2015 2月5日 歯科衛生士 船田
こんにちわ。
2月2日は森歯科医院が開院して6年目の記念日なのです☆
少し挨拶が遅れましたが。。今年もよろしくお願いします!!
さてさて今日はちょっと今の時期に役立つお話をしたいと思います。
この時期インフルエンザが大流行していますね。毎年ワクチンを打って予防をしても完全に予防できるとは限りません。
みなさま、インフルエンザ予防のために何か日頃気を付けていることはありますか?
もちろん、手洗い、うがい。外出するときや人ごみのところではマスクなど。
実は、、、歯磨きでもインフルエンザの予防ができるんです。
お口の中は細菌やウイルスが体の中に侵入できる絶好の入り口ですね。なので体に画期的な防御機能がついているのです。
歯の表面にタンパク質の膜が存在し、粘膜からの細菌とウイルス侵入を防いでいるのです。しかし、その膜は歯垢から出される酵素によって破壊されてしまうのです。歯磨きをすることでこの膜は守られウイルスが粘膜に侵入するのを防いでくれるのです。
よって、歯磨きは虫歯や歯周病だけでなく、インフルエンザ予防にもつながるということですね!!ほんとすごいです。
実際に歯磨きを徹底することでインフルエンザ発症率が10分の1に激減したという報告が奈良県歯科医師会高齢者歯科保健委員会の調査でわかりました。
インフルエンザを予防する歯磨きの仕方はまず朝起きてから磨くこと。
朝起きた時の口の中は夜に繁殖した口の中の細菌がたくさん停滞しています。その状態で朝ごはんを食べると細菌やウイルスをそのまま体の中に取り込むことになってしまいます。インフルエンザウイルスを体に侵入させないようにするためにも朝食前に歯磨きをするかうがいだけでもして予防をすることが大事です。
また舌の上にも多くの細菌が存在するため歯を磨くときは優しく撫でるように洗うことも大切です。ただ、歯ブラシでゴシゴシ磨いてしまうと舌が傷つきます。歯ブラシよりは専用の舌ブラシなどを使用しましょう。
毎日の歯磨きでお口の中の細菌を減らし風邪やインフルエンザに打ち勝ちましょう!!