2016.1.31 DA小坂
私たちの歯はしっかりケアをすれば、ながく使うことができますが
一般的に寿命より早く抜けてしまう場合が多いそうです。
歯の平均寿命は約50〜65年。なかでも奥歯は最も短く、前歯よりも
10年以上も早く抜けてしまうのです。
永久歯は親知らずを含めて32本あり、形状で
「切歯」「犬歯」「臼歯」の3種類に分けられます。
「切歯」とは前歯のことで、上下合わせて8本あります。
口の中央に生えてる切歯を「中切歯」
その横に生えてるのを「側切歯」といいます。
これらは食べ物を噛み切る働きがあるため、
切る歯という意味で「切歯」と言われるそうです。
次に「犬歯」は「中切歯」「側切歯」の次位置する歯のことです。
上下合わせて4本あり、形状が食べ物を引き裂くような役割が
あります。
「犬歯」は全ての歯の中で最も長いと言われ、歯根も
顎のなか深くに埋まっています。
そのため他の歯よりも寿命が長い傾向にあります。
そして「犬歯」のさらに奥に並ぶのが「臼歯」です。
臼のような歯という名前の通り、食べ物を細かくすり潰す役割を
担います。
「第一小臼歯」「第二小臼歯」「第一大臼歯」「第二大臼歯」
「第三大臼歯」と上下で20本になります。
私達の歯はそれぞれ役割が違い、「切歯」「犬歯」「臼歯」が
組み合わさることにより、食べやすい大きさに噛み切ったり、
噛み砕いたり、繊維質を引き裂いたりしています。
どの歯もできるだけながく使えるよう、メンテナンスを大切にしましょう!