2016.09.18 DAなつき
現在の当院の歯科助手は全員トリートメントコーディネーターの資格を持っております。
トリートメントコーディネーターというとあまり聞き慣れないワードかと思います。
トリートメントコーディネーターの仕事は、患者さんと担当医との架け橋をする役割を果たすことです。
具体的にどのようなことをするのか?
まずは患者さんの症状や思いをお伺いします。
「歯がズキズキ痛んで昨日からご飯が食べれていない、夜も眠れない」
「昔から歯医者に来るのが怖いんです…」
「痛いのが苦手だから出来るだけ麻酔をしてほしい」
「痛みがなくなったらすぐ来なくなってしまう」
様々な患者さんの思いを初めに伺って先生に伝えるというのが始めのステップです。
その後お口の中を拝見して先生が診断する、治療計画を立てる、治療をするという一つの流れが出来ます。
先生から治療の説明をしますが、出来るだけ治療の時間をたくさんとって丁寧に治療するために
治療の席では話したりない事、先生には聞けないこと、など
改めてゆっくりお時間をいただいてトリートメントコーディネーターがお話します。
今治療している歯は今後どのような治療になっていくのか、
ほかにある虫歯はどんな状況か、歯周病はどれぐらい進んでいるのか、など現状の説明を致します。
そしてだいたいの治療期間のお話をしたり、
「実は来週から2週間出張で来れないので…」といったご相談を受けて
治療計画を練ったりと色々なお話をします。
治療が進んで行き、治療の選択肢が出来たときには
またお時間を頂戴して治療法の説明をし、どの治療がその患者さんに最適なのか
ご本人と相談しながら共に治療方針を決めます。
主には、神経を抜いて根っこの治療をしていた方が
その後の「土台」や「被せ」をどのようなものにするのかや、
歯を失った方がその後ブリッジにするのか、入れ歯にするのか、
インプラントにするのかなどのご相談が多いです。
こうしてたくさんお話をすることで、患者さんがご自身の歯に対して興味をもって下さり、
歯を大切に思ってくださることに繋がるのではないかと思います。
ご自身の歯について不安に思われてることがあれば是非一度ご相談ください!