2012.11.17
今月はDH青木で「咬合性外傷」についてでした。
咬合性外傷とは、咬合力によって生じる歯周組織の障害のことを言います。
ブラキシズムもその中の1つです。
ブラキシズムとは、歯ぎしりや食いしばりのことを指します。
人は生活の中でストレス解消の為に歯ぎしりをいているとも言われています。
しかし、過度な咬合力がかかることで、歯の噛む面やつけ根の部分ががすり減ってくる、割れる、
歯がしみてくる、詰め物などが取れる、顎がだるくなる、頭痛や肩こり、筋肉の痛み など
さまざまな症状を引き起こします。
主な対処法としては、ナイトガードの装着になります。
ナイトガードとは、マウスピースのような物で、夜寝るときにはめて寝て
歯にかかる力を軽減させるというものです。
使用感には個人差がありますが、ブラキシズムによる症状が気になる方は
一度作られても良いのではないかと思います。
また、ブラキシズムは自身で気づきにくいものでもありますので、
口腔内を拝見した時に、こちらからも気づき、提案出来たらと思います。
森歯科医院 青木