2016.07.30
草津 森歯科医院 高田
こんにちは☆
お口の中は常にツルツルでいたいですよね。
でもいつの間にかザラザラヌルヌルになっていませんか?
舌で歯の表面を触ってみてください
歯みがき後、歯の表面はツルツルしていますよね?
しばらくするとぬるっとした感じがしませんか?
寝る前に歯みがきしたのに朝起きたら・・ってことないですか?
その原因は歯の表面が膜で覆われるためです。
この膜は、だ液から分泌される「ペリクル」と呼ばれる歯の表面をおおうタンパク質の膜です。
「ペリクル」には歯の表面に密着し、歯を細菌などから守る働きがあり、
歯の表面からカルシウムやミネラルが溶け出すのを防ぎ 歯の石灰化を助けるという働きがあります。
と、同時に細菌や「ステイン」を付着させてしまいます。
「ステイン」は歯みがきをすることで、歯の表面の「ペリクル」と一緒に剥がれ落ちます。
しかし、数時間もすると「ペリクル」は歯に付着してしまいます。
それを、そのまま放置すると歯の表面に残った「ステイン」が沈着します。
さらにそのまま歯みがきをしない時間が続くと
歯石がたまって歯がざらつきます。
ザラザラになった表面には余計に「ステイン」は沈着しやすくなります。
飲食後は必ず歯をみがき「ステイン」の沈着を防ぎましょう。