■フッ素第二回■

前回は歯のエナメル質の脱灰についてお話しました。

 

今回は・・・

 

フッ素の作用について

 

フッ素がエナメル質(ハイドロキシアパタイト)にふれると、フルオロアパタイトを作り、エナメル質の結晶が硬く丈夫な強いものに変化し、その結果むし歯の原因菌に対する抵抗性が高くなります。

 

  むし歯になりかかった部分にはフッ素が取り込まれ易く、その弱い部分を修復する現象(再石灰化)を促し、虫歯の進行をおさえます。

 

  むし歯は、虫歯の原因菌のつくり出す酸によって発生しますが、フッ素は、その原因菌の働きを弱めます。

以上のフッ素の働きにより、歯は虫歯になることから守られます!

文責:日影

画像引用

http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery09.html

*エナメル小柱電子顕微鏡画像エナメル小柱 電子顕微鏡画像.jpg

 

 

滋賀県草津市 歯医者/歯科 森歯科医院

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