お口のメンテナンス

                                2014.4.29 DH船田
もうすぐ5月だというのにまだまだ寒い日がつづきますね。
今月のMONICこと勉強会は歯周治療のメンテナンスについて考えてみました。
メンテナンスという言葉はいろいろなところで耳にします。
車のメンテナンス、お肌のメンテナンス、建物や機械のメンテナンスなどさまざま。
それとお口のメンテナンスもですね。
たとえ、新車でも毎日つかっていればオイルも汚れます、タイヤもすりへってきます。
毎日使えば当然、どこか故障したり劣化はするものだと思います。それは歯でも同じことが言えるとわたしは思います。
毎日ご飯を食べているのですから毎日歯は使いますね。
よって歯も、汚れたり、虫歯ができたり、長年使うことですりへったり黄ばんだりするのは当然なのです。

でも定期的に点検(検査)をおこない、故障(虫歯)があれば修理(治療)を行えば、長くきれいに(健康的に)使うことができます。
これがメンテナンスなのです。

特に歯周病は生活習慣病のひとつです。一度歯周病になると治療をしてもなかなか完治することが難しい病気です。
たとえ、健康的な歯茎を取り戻しても、一度深くなった歯周ポケットはとても繊細で炎症も起こりやすく、歯周病の再発リスクが高いです。よって、歯周治療がいったん終了しても定期的なクリーニングと歯茎の検査は、かかせないものとなるのです。
お口の中の細菌が少なければ、歯周病の再発リスクも低くなり、歯茎の状態も安定してきます。

生きるためには食事をします。食事をするとき最初に食べ物が運ばれるのはお口の中で食べるために使う道具は歯です。
歯は、毎日何気に使っていますが、産まれてから死ぬまで毎日使うとっても大事なものだということを忘れないでください。
そして、毎日使うもので一生使うものだからこそ、メンテナンスは大事なんだということを忘れないでくださいね。

滋賀県草津市 歯医者/歯科 森歯科医院

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