歯がしみる?!

                                          2014.8.20 歯科衛生士 船田
こんにちわ。夏ですね!じめじめした時期が続くので、梅雨の時期に戻った感じです。
今年の夏はジリジリとした暑い夏というより、、、ジメジメした湿った夏です。
ですが、やはり冷たいものを食べたくなります。
ところで皆様。
冷たいものを飲んだ時に突然突き抜ける痛み!キーーンっとしみたことはありませんか?
今回は知覚過敏について少しお話したいと思います。
今までは大丈夫だったのに最近よく歯がしみる。歯を磨いたときにピリッと神経に触るような痛みが走る。
これはもしかしたら知覚過敏かもしれません。
知覚過敏は歯ぐきが何らかの原因で下がり、本来歯ぐきの下に隠れている歯の根元が露出することで歯が過敏になり痛みを生じてしまう病気です。
さて、では何で歯ぐきが下がってしまうのでしょうか。年齢を重ねることで歯ぐきは痩せていくと世間では言われていますが、実際に年齢だけが歯茎を下げ、知覚過敏になるという可能性は低いと思います。
歯ぐきを下げてしまう原因はもっと身近なところにあります。たとえば、歯を磨くときに使う歯ブラシ。
お口の中はとっても複雑で、骨よりも硬い歯と、皆様が思っている以上にデリケートな歯ぐきが一緒に存在する場所。
虫歯になってはいけないと。。ついつい歯を磨くときに力が入っていませんか?
歯ぐきを下げてしまう原因の一つに機械的な刺激、つまり過度な力による刺激があります。
歯ぐきに過剰な刺激を与えてしまうと、歯ぐきはダメージを受け下がっていくのです。
また、長時間のブラッシング、磨き癖で同じところをずっと磨いてしまうことでも、同じことが生じてしまいます。
歯を磨くときは、歯と歯茎の境目にぴったりと当ててやさしく磨いてあげましょうね。また、歯ブラシは大きく動かさずに細かく動かすことで歯茎への刺激を防ぐこともできます。ながら磨きや磨き癖がある方は、歯を磨く順番を決めてあげると良いでしょう。
今は大丈夫でも知覚過敏は突然やってきます。
一度、鏡でお口の中を観察してみましょう。歯茎が傷ついていませんか?

滋賀県草津市 歯医者/歯科 森歯科医院

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