Monic Club −特別編-《5月》

2015.5.14  歯科衛生士 高井
先週末に森院長が東京へ「ITI CONGRESS JAPAN 2015」の学会へ参加され、その内容を報告して下さいました。
森院長のブログにて詳細が見れます。
→ http://www.dental-mori.com/2015/05/20141023-59201410171819-11010101.html
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私が最も印象に残っているのが、「ショートインプラント」の話です。
ショートインプラントは驚きの短さ!4ミリのフィクスチャーです。
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現在、当院で使用しているものは8〜12ミリのフィクスチャーが主流です。
長いフィクスチャーほど骨の中で維持がしやすい、安定すると考えていましたが、
ほとんど大差がないとのことで、更に驚きました。
このショートインプラントはヨーロッパのみで使用されており、日本での使用は認可されていません。
今日の日本は少子高齢化社会へと進んでいます。
インプラント治療を受ける最低条件として、歯槽骨(顎の骨)が存在すること。
若年者と高齢者と比較し、当然ながら高齢者の歯槽骨は破壊が進行していると言えるでしょう。
歯槽骨が十分に存在しないため、インプラント治療を受けられない方もおられるでしょう。
しかし、このショートインプラントを導入することによりインプラント治療を受けられる方々が増えると思います。
インプラントは天然歯と同様に噛む力が安定しています。
歯を失ったとしても、インプラント治療を受けいつまでも美味しく食事をしたいものです。

滋賀県草津市 歯医者/歯科 森歯科医院

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